誰でもその人にしかない生い立ちがあり、その人ならではの物語があります。

同じように、土地にもその場所にしかない歴史や物語があります。

私は、その「続きの物語を描くこと」が、建築設計の本質だと捉えています。


が、いったいどんな幼少期を送り、どんな想いを抱いて生きているのか。

その場所にどんな歴史があり、どこから陽が射して、どんな風が吹くのか。 

ひとつひとつを丁寧に聴くことで、そこにしかない風景が生まれると考えています。


そこに在ることで、いっそう豊かな景色に見える

そんな建築を目指します。